瓦屋根
瓦の種類と特長
陶器瓦

釉薬瓦とも呼ばれる、粘土をベースにして焼いた瓦です。粘土を瓦の形にかたどったものの上に釉薬をかけて、高温にて窯の中で焼き上げた瓦を指します。
俗に言う日本の三州瓦・石州瓦・淡路瓦の三大瓦はこれに属します。ただし形は様々でJ型(和型)、F型(平板瓦)、S型瓦等があり住宅デザインに合わせて使い分けられます。
メリット
- 夏涼しく、冬暖かいです。
- 年月とともに深い味わいが出ます。
- 色の持ちが良いです。
- 酸性雨に強いです。
デメリット
- コストが高いです。
- 重量があります。
いぶし瓦

陶器瓦と同様粘土瓦の一種ですが、陶器瓦と焼成方法(焼き方)が違い、粘土を瓦の形にかたどったあと、何もかけずに窯の中に入れて焼き、そのあと『むし焼き』(燻化工程)にして瓦の表面に炭素膜を形成させ、渋い銀色をした瓦になります。
自然の深い味わいと荘厳さを併せ持つ瓦です。
メリット
- 夏涼しく、冬暖かいです。
- いぶし銀の光沢は日本の伝統と重厚な印象を与えます。
デメリット
- 重量があります。
南欧風瓦

シンプルなデザインと自然素材の質感。
南欧で使われているスパニッシュ瓦をイメージし自然素材の持ち味とシャープなデザインは現代和風から洋風建築デザインにピッタリ。
一枚一枚、色味・風合いが違うため、完成した瓦屋根は独特で唯一無二の者に仕上がります。
メリット
- 高いデザイン性
- 高防水性
- 高耐震/耐風性
デメリット
- 吹き付け量・位置にバラつきがある
瓦の形
和瓦

1000年以上の歴史を誇る日本瓦の代表格です。落ち着きと風格を漂わせるデザイン、深みのあるカラーに加え、機能性にも富んでいます。
平板瓦

モダンでシンプルな表情が特徴です。デザインは豊富に揃っているので、純和風から本格的な洋風住宅まで幅広くマッチします。
瓦の施工方法
湿式工法

昔ながらの工法で屋根材と役物の間の隙間を埋めるため、漆喰やモルタルを使用する工法を「湿式工法」と呼びます。
雨で漆喰やモルタルは流れてしまう為定期的にメンテナンスが必要となります。
乾式工法

湿式工法の欠点を解決した工法として最近注目を浴びている「乾式工法」があります。
どうしても重くなりがちな漆喰やモルタルの代わりに、屋根材の形状にピッタリフィットする伸縮素材の塗装アルミニウムを使い、屋根材と役物の隙間を埋めます。